2014/2/28の日経新聞消費34面に「みんなのパンケーキ部 榊祐介」としてパンケーキブームについてコメントしました。パンケーキブームの次を狙う食材が色々出ているという大きな記事のサブで「パンケーキブーム未だ衰えず」という補足記事がありそちらの方です。
前日記者さんから電話がかかってきて色々な質問があったのですがコーナーの内容を聞いてからにすれば文脈に合った感じでお答えできたのにな、と反省しました。
パンケーキブーム未だ衰えないのはなぜか?
パンケーキブームは2010年から始まり現在4年目に突入しています。なぜ続いているのでしょうか。
2つ挙げられて1つは規模。過去ティラミス、生キャラメル、ナタデココなど色々なスイーツのブームがあった中パンケーキブームは最大規模のものです。
2つ目は多様性。「昔からホットケーキ・パンケーキを出していた純喫茶、カフェ、ホテルに海外系、専門店など様々な業態があるので飽きにくい」という趣旨のコメントが載っています。海外勢以前からホットケーキがメニューにあったお店が前面に出すようになっています。
純喫茶ブームに見られるように食べ歩く中で初めて喫茶店へ行った、高級ホテルへ入った、そういう雰囲気の違いや各店の名物などパンケーキをきっかけに視野が広がるのが面白い所。
ブームの中には一過性のものとティラミスやマカロンのように食文化として定着していくものがあります。パンケーキがどこに着地するのかはわかりませんがパンケーキ界隈にいる我々としては後者になるよう活動していく、というのが基本方針です。